規模の大きい認可保育園や幼稚園では年齢ごとにクラスが分かれ他の年齢の子どもたちとふれあう機会が限られているところが多いのが実情です。
ぐらんでぃーるでは少人数制であることのメリットを生かし、異なる年齢の子どもたちを一緒に保育しています。室内は見通しの利くスペースを確保しており、遊びの中で大きい子は小さい子を思いやる気持ちや優しさを身につけ、小さい子は大きい子への憧れや真似してみたいという意欲や自立心が育つように図っています。
保育者の関わりを極力抑え、自立心・生活力があり、将来どう環境が変わろうとも自分自身で考えたことをもとにたくましく生きていける子どもにしたいと思い保育を行っています。
例えば登園後に園児自身で朝の支度を行うのですが、本当は保育者が助けた方が早いし楽なところを、あえて園児一人でやってみて試行錯誤する過程を重視し、保育者は様子を見守る役割に撤することを基本姿勢としています。
一人ひとりを大切に見ているぐらんでぃーるだから、家庭との連携が図られるよう連絡帳を重視しています。
一人ひとりがちょっとした瞬間に見せる独自の表情を職員の視点で見て家庭に毎日報告しています。毎日びっしり書かれた内容は大きくなって見返した時に思わず笑みがこぼれたり、自己の再発見にもつながる大切な思い出となると信じています。
園でその日に起こった出来事や園児の様子等を写真付きでリアルタイムに近い頻度でブログで紹介しています。これも連絡帳と同じく園と家庭とをつなぐ重要なツールの一つです。
子どもの身体能力の向上に重点を置き、この時期にやっておくべき色々な動きや遊びを取り入れて成長を促します。
歩くことを重視し、小さくとも歩ける子は大きい子と手をつないで、遠くの公園や町田駅など往復で10km以上の距離を歩くこともあります。また毎週行う体操教室では、広場で走り、縄とび、鉄棒、ボール運動など年齢に即した運動能力の向上に積極的に取り組んでいます。
園の畑でいろいろな野菜を種まき、植え付け、草取りから収穫までを体験し作物を育てる喜びを味わいます。収穫した野菜は園の給食に出して、食育の充実につなげています。春夏はトマト、きゅうり、なす、ピーマン、すいか、秋冬はブロッコリー、キャベツ、大根などを育てています。
農業体験の様子はこちら
食育の一環として、毎月行われる誕生会の前に園児全員でケーキを作る他、お月見団子などの季節ごとの行事食作りも行います。
日常的に国旗カードを使って各国の国旗、国名、首都名、位置などをみんなで覚える練習をしています。繰り返し記憶することで将来にわたる勉強力の基礎を養います。
地域に開かれたオープンな保育所を目指しており、多くの様々な人たちとの交流を通して人格形成を図っています。
相模原市民会館にて開催される合同発表会に毎年、年中年長児が参加しています。
小学校進学へ向けて、近隣の保育園と年長児同士の交流をしています。
園の近くのグループホーム”あじさい”、大野北誠心園、障害者施設”くえびこ”と定期的な交流を行っています。
大野南中学校、共和中学校の生徒や北里大学の学生を職場体験学習の一環で毎年受け入れています。
夏祭り、運動会などのイベントを通じて地域に開かれた保育園として地元との交流を図っています。